SHARP GF-1000は、1982年に発売されたシャープの高性能ダブルカセットラジカセで、「THE SEARCHER-W」シリーズの最上位モデルとして位置づけられています。その卓越した音質と重厚なデザインから、現在でもヴィンテージオーディオ愛好家の間で高い評価を受けています。
製品概要
GF-1000は、シャープのGFシリーズの中でも特に高性能なモデルで、同社のGF-777やGF-999と並ぶ存在です。特に、6スピーカー構成やマルチアンプシステムなど、当時としては画期的な技術が採用されています。
発売日と当時の定価
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発売日:1982年
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当時の定価:不明
主な仕様
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スピーカー構成:16cmウーファー×2、16cmサブウーファー×2、ホーン型ツイーター×2の6スピーカー構成
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出力:総合出力30W(7.5W×4)
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カセットデッキ:ダブルカセットデッキ搭載。ノーマル、クローム、メタルテープ対応。APSS(Auto Program Search System)機能付き
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チューナー:AM/FMステレオチューナー(FM76~108MHz対応)
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電源:DC15V(単1電池×10本または外部DC電源)
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寸法:幅752mm × 高さ379mm × 奥行166mm
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重量:約12.8kg
特徴と魅力
GF-1000は、4つの16cmウーファーと2つのホーン型ツイーターを搭載し、迫力のあるサウンドを実現しています。また、ダブルカセットデッキにより、テープのダビングや連続再生が可能です。APSS機能により、最大11曲までの選曲が可能で、使い勝手も優れています。さらに、FMチューナーは76~108MHzに対応しており、国内外の放送を幅広く受信できます。