SHARP The Searcher-W GF-999:昭和ラジカセ
SHARP GF-999 The Searcher-Wは、1981年(昭和56年)にシャープから発売された超大型のダブルカセットラジカセです。その圧倒的なサイズと高音質設計により、当時の若者文化や音楽シーンに大きな影響を与えました。
1970年代後半から1980年代初頭にかけて、ラジカセは音楽再生機器の主流として急速に普及しました。GF-999はその中でも特に大型で高性能なモデルとして登場し、ストリートカルチャーやアウトドアイベントでの使用を想定して設計されました。
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発売日と当時の定価
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発売日:1981年(昭和56年)
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当時の定価:118,000円(税込)
仕様
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サイズ:幅752mm × 高さ379mm × 奥行166mm
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重量:12.8kg
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電源:AC100V
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受信周波数:FM 76–108MHz / AM 530–1605kHz
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カセットデッキ:ダブルデッキ(録音・再生対応)、AMSS(自動音楽選曲システム)搭載
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スピーカー:左右ステレオスピーカー+スーパーウーファー
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音質調整:高音・低音調整、バランス調整、ラウドネス機能
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その他機能:ライン入力、ヘッドフォン出力、VUメーター、カウンター、伸縮式アンテナ2本、バッテリーボックス搭載
特徴
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圧倒的なサイズと音質:当時のラジカセとしては最大級のサイズを誇り、大型スピーカーによる迫力のある音質が特徴です。
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可搬性:大型ながら持ち運びが可能で、屋外での使用にも適しています。
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デザイン:多数のスイッチやダイヤルが配置されたフロントパネルは、操作性と視認性を兼ね備えたデザインとなっています。
SHARP GF-999 The Searcher-Wは、昭和の音楽文化を象徴する名機として、今なお多くの人々に愛され続けています。