HITACHI PERDISCO TRK-9900|昭和のラジカセ
日立の「PERDISCO TRK-9900」は、1981年(昭和56年)に発売された高性能な3ピース構成のステレオラジカセです。当時の定価は不明ですが、同時期の上位モデルと比較しても高価格帯に位置していたと考えられます。このモデルは、音質、機能性、デザインの三拍子が揃った、パディスコシリーズの中でも特に評価の高い製品です。
発売日と当時の定価
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発売日:昭和56年(1981年)
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当時の定価:138,000円
仕様
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受信バンド:FM(ワイドバンド)、MW(中波)、LW(長波)、SW(短波)
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カセットデッキ:クローム、メタルテープ対応、Dolby NR、DRPS(音楽検索機能)搭載
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スピーカー構成:12cmウーファー(3.2Ω)×2、5cmツイーター(4Ω)×2
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周波数特性:20Hz〜17,000Hz(メタルテープ使用時)
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実用最大出力:7.5W×2(THD 10%)
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ワウ・フラッター:0.05% WRMS
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電源:AC100V、単1乾電池×10本(時計用に単3電池×1本)
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外形寸法:幅582mm × 高さ300mm × 奥行233mm
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重量:約13.3kg(乾電池含まず)
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カラー展開:シルバー、ゴールド/ブラウン、ブラウン/シルバー
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モデルバリエーション:TRK-9900E、TRK-9900W、TRK-9900H、TRK-9900HC
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評価と総評
TRK-9900は、音質、機能性、デザインのすべてにおいて高い評価を受けており、パディスコシリーズの中でも特に人気の高いモデルです。その高い完成度から、現在でもコレクターやオーディオ愛好家の間で高値で取引されることがあります。特に、状態の良い個体やオリジナルの付属品が揃ったものは希少価値が高く、入手困難となっています。